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福祉機器より安価なトビーアイトラッカーでEyeMoT(アイモット)をつかって意思の表出できる?

重度心身障害児とコミュニケーションとりたい!
言葉を話さない、指差ししない、でも何を言いたいか聞きたい!
そんな人にTobiiアイトラッカー5でEyeMoT(アイモット)を使用することをおすすめします!

ただ、視線入力による意思伝達装置は高額なものが多いです。パソコンのように一体型だと100万円を超えますし、ケーブルで接続できるものでも20万円近くします。

もう少し、ハードル低くやってみたいですよね。

そんな方におすすめのTobiiアイトラッカー5ですので、ぜひ最後までご覧ください。

トビーアイトラッカー5がおすすめの理由3つ

本格的な福祉機器よりも安い

視線入力装置一体型としてマイトビーTDパイロットなどがあります。これらは100万円以上します。また、後付けできる視線入力装置、トビーPCEye5でも20万円近くかかります。

実際にそれらを使って意思疎通ができるかどうかわからない状態で「使ってみよう」と思うには中々ハードルが高いですよね。

こちらのトビーアイトラッカーは福祉機器ではありません。頭と目の動きの両方トラッキングできる PC ゲーム用デバイスです。しかし、福祉機器と同じような使い方ができるのです。

福祉機器ほど手厚いことは難しいかもしれませんが、視線で指示ができるので初導入には最適です。

簡単に取り付けられる

Windowsのパソコンでインターネットに接続された環境だと、USBをさすだけでアプリのダウンロードが始まって設定してくれます。

本当に「さすだけ」なのでとても簡単でした。

進学予定の支援学校で導入されている可能性が高い

自宅だけで使うにはもったいないですが、娘の進学予定の支援学校では導入されていました。現在通学している支援学級でも取り入れてくださる予定です。

学校のパソコンで使うとなるとアプリのダウンロードに制限がかかっています。それらの手続きをすすめていくのは骨がおれると思いますが、すでに導入されていたり導入に前向きな学校だと安心ですね。

トビーアイトラッカーをどう置く?

腰がすわっていない重度心身障害児は座位保持装置・座位保持椅子にすわります。

我が家の場合は、ローテーブルとクッションチェアで使い始めました。思っていた設置ではうまくアイトラッカーが反応しませんでした。どうやら、顔とパソコンが遠すぎた模様。

↓想定していた位置
この位置だと、アイトラッカーの反応がいまいちでした。

↓これくらいの距離が反応いいです。

これだと、足を動かしてパソコンがガタガタしそうですね・・・。
何か台とか考えた方がいいかもしれないです。

ダイニングテーブルの方がいいのかな?とも思いますが、色々試行錯誤していきたいと思います。

トビーアイトラッカー5の残念なところ

コードがかたい

ノートパソコンにつけると、USBの挿し口の場所にもよりますがコードがじゃまです。コードをさわるとアイトラッカーが動いてしまうのでちょっとイラっとします。アイトラッカーとパソコンをとめておけばいいのですが・・・。

使っているうちにコードをいい感じになるよう伸ばしておくようにすると少しずつなじんでいくと思います。

↓このようにピタッとくっつくといいのですが・・・。コードを触れるとすぐにずれちゃうんですよね。

学校での初導入は手間がかかる

学校で使用するパソコンはたくさんの制限がかかっています。
特に、ダウンロードが勝手にできないようになっています。

ダウンロードの許可申請をする必要があるので、結構手間がかかるそうです。
どんな申請の仕方かわかりませんが、ダウンロードファイルが1つでも漏れていたらまた同じ手順が必要だと思うと、導入までに中々時間がかかりそうだと想像できます。

娘の小学校、初めてなのにものすごく前向きに考えてくださっていてとてもありがたいです。

まとめ:重度心身障害児とのコミュニケーションの1つとしておすすめ!

Tobiiアイトラッカー5についての紹介でした。

寝たきり状態、言葉を話さない、指さしできない場合、なんとなく表情や雰囲気を読み取ってコミュニケーションをとっています。でも、それって誰でもできるわけではありませんよね。また、親だって「本当はどう思っているのかな?」と不安に思うことがありますよね。

Tobiiアイトラッカー5を使って意思確認ができる1つの手段になれば、娘のQOLもあがっていくのではないかな、と思います。

使いこなすには何年もかかると思いますが、少しずつ楽しみながら使っていきたいです。

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