「最近、寝ても疲れがとれないな」「昼間に急に眠気が襲ってくるんだよね」など、病院にいこうと思わないくらいの不調を感じておられたりしませんか?
いや、これくらいで病院って、受診の時なんていえばいいのかわからないし
確かに「どうされました?」と聞かれても答えにくいですよね。その上、医師を目の前にすると緊張して頭が真っ白になって何も言えなくなってしまったり。
そんな時に、頼りになるのが「かかりつけ医」です。子供だけでなく、親もかかりつけ医を作っておきませんか?
なんとなくの不調をみないふり
子供が小さいうちって「お母さんが倒れたら家がまわらないからね」「自分の体は自分で整えて」など、周りからの声ありますよね。なので、「しんどいのは当たり前」ってなってしまいがちなんです。つまり「不調を見ないふり」しがち。
- 胃腸の調子が悪いな
- 歯の調子が悪いな
- 頭痛が続くな
こんな経験を素通りしたことありませんか?
また「病院へいこう」って思っても、子供を連れて自分の受診に行くって考えるとやめてしまったり。私もそうだったので仲間ですよ。
突然の体調不良で一家騒然
そんな時、大きく体調を崩して早朝から病院に行ったり、そのまま点滴したり、検査を受けたりすることがありました。
この時は、普段絶対に仕事を休まない夫が午前中休みをとってくれて、色々助けてくれました。
結果、大きな異常はないけれど気長に付き合っていかないといけない症状でした。普段「母が元気」が前提で日常が回っているので一気に崩れます。ちなみに、最低限の日常生活がおくれるまでの回復に2〜3日かかったので、娘は急所「緊急ショートステイ」にお世話になりました。
かかりつけ医で受けられた細かなフォロー
その後、総合病院へ通院するのも大変なので近所の個人医院でなんとかならないかと悩み、でも「初診の時なんていって受診したらいいんだろう」と思いつつ、日は過ぎて行きました。
そんな中、市の検診の案内が届きました。私が気になったのは「胃がん検診」
バリウムを飲む場合は集団検診で受けられるのですが、胃カメラの場合は個別に自分で病院を選んで予約が必要です。(そろそろ受けないといけないと思ってた)
その「バリウム」にも「胃カメラ」にも不安があったのです。
そこで、意を決して受診しました!
「日常生活に大きな支障はないけれど、胃腸の調子が悪く、疲れがとれにくい。日中、ぼーっとして動けなくなったり急な眠気が襲ってくることもある。市の胃がん検診を受けようかと思っているけれど、バリウム後の下剤と、胃カメラを入れるときの反射と両方心配。もし、胃カメラの方がよければここで予約したい!」(以前の、急な不調での時間外受診や検査の結果も伝えました)
ドキドキして医師の言葉を聞きました。「こんなことで来たのか」とか言われたらどうしようと・・・。
そしたら「それだけの不調があって、胃がん検診初めてだと、胃カメラの方がいいよ。あなたの場合、バリウムは飲まない方がいいし。鼻から入れられるから安心して。一週間、胃を整えてから胃カメラしましょう」
と、簡単にいうとこんな感じで言われました。すごく丁寧に説明してくださったので「もっと早くに来ていればよかった」と心底思いました。
その上、胃カメラ当日、私の鼻が狭過ぎてがんばっても入らなかったので、鼻用の細いカメラで口からいれてくださいました。
検査結果とサポート
胃カメラの結果は、大きな異常はありませんでした。ただ、様々な症状から「介護うつ状態」と診断されました。このままいくと、大変だよーと。
どうやら、日々の不調はうつ状態からきていたんですね。
そこで「いきなり薬も抵抗あるでしょ。あなたの場合、食事と運動での改善の余地が大きいからまずは日常生活をかえていきましょう。また、一ヶ月後にきてね」といわれました。
私はこれにすごく驚いて・・・。なんだか、すごく心強かったです。
その後、同時進行で改善するのは難しかったのでまずは食事に着手し、半年くらいで日々の不調が減ってきて、1年たつと「あのときの私はおかしかった」と振り返れるくらいになりました。
まとめ
今まで、途中経過を医師と確認しつつ改善に向けて通院する、ということがありませんでした。今回、検査だけでなく、検査の方法の助言や苦痛を和らげるサポートや検査後のサポートまでフォローしていただけて本当にありがたかったです。
子育て中の看護師さん達に「楽することに罪悪感を覚えちゃいけないよ」と励ましてもらったり「こんなことしてるよ」と家電や生活の実例を教えてもらったりもしました。
- 忙しいからこそ大事になる前に受診することが大切
- 定期検診の場合は、あらかじめ予定を調整できるからあわてないですむ
- 体調が崩れてしまう前の受診だと、なおりも早い場合が多い
かかりつけ医、オススメです。