こんにちは。まだ、パソコンの復旧見通しは立っておりません。かなしいです。でも、ずっと凹んでばかりもいられないので、最近気がついた法則?を紹介したいと思います。
子供と話をしたり、やることを説明したりする時、伝わっていそうな時とそうでない時がありませんか?以前に、「書いて見せるといいらしい」と聞いていましたが、全てを文字にすることが現実的でなかったことと、あまりに文字にしすぎて子供から「書かないで」といわれたことで、いつ書くのが効果的かを考えていました。
実際、書いたほうがよくわかる、書かないとわからない、こともあるからです。おそらく子供的には「僕がわからないことだけ書いて」や「そんなことわかってる。いちいち書くな」って感じではないかと想像しています。
親でも、子供が何をどこまで理解しているかハッキリ理解できていません。数ヶ月に渡ってポロポロ話す内容をつなぎ合わせて「そうだったのかー」と、驚くことも多々あります。
こんな状態の時「子供は何がわかっていないのだろう」がわかればすごく助かりますよね。ただ、子供のことを「理解できるのは私だけ」と、親子分離ができないのは問題がありますが・・・。
私が「この場合は書いたほうが良い」と線を引く基準が大体決まってきたので紹介します。
それは、
目に見えない登場人物、事柄、指示をあわせて3以内は口頭で大丈夫
ということです。
例えば、本人と私が2人で買い物に行きます。
目的地は本屋、コンビニです。
この場合は、合計3なので口頭で大丈夫。
本人と話をしている私は見える範囲にいるのでノーカウント。ただし何故か、本人はカウントの必要があります。自分は見えないから?
本屋、コンビニと2箇所回るので、合計3です。もしここで、コンビニでアイスを食べる。となると、アイスを購入し食べるという事柄が追加になるので4となり、書いたほうが良いスケジュールになります。
また、目の前にいない学校のこどもたちの話でも、固有名詞を上げていくと人の名前だけでキャパオーバーとなりますが、学年、クラス、班などの任意の集合であれば、1と数えられます。ただし、休んでいる子がいると要素が追加されて行きます。
本人と関係なさそうなことでも、本人にとっては重要なこともあるので、要素の追加は大事です。
この法則が見えてきてから、「前は3つほど覚えられてたのに今回は無理なんだろ?」「なんで、何度も聞いてくるんだろ?」の理由がわかってきた気がします。
自分だけのことだと2つ先くらいまで覚えられます。しかし、自分と友達(横にはいない)がいる時にそれぞれ別のことをする場合、自分の次の行動は覚えられません。
友達の行動は覚えなくてもいいのですが、そもそも自分へ向けられているものかそう出ないのかすぐに判断できていないので、一度に聞いた指示の中で4以上の場合は自分のことも他人のことも分からなくなります。
今まではなんとなくで伝えていましたが、この法則を意識しだしてから伝え方も変わってきました。つまり、一言でたくさん言わない。よく、細切れで話すと良いと言われていたのですがまさにそれです。
初めて聞いたときは、伝わる実感などなかったので、なぜ細切れがいいのかわかっていませんでしたが、ようやくわかってきた気がします 。
ただ、この3という数字。個人差はあると思います。自分のことならどんどんわかるけれど、他人のことはわからなかったり、興味あることはどんどんいけたり・・・。
もし、子供に何かを伝えたのに何度も聞き返してきたり、伝わっていない場合は書いて伝えてみてはいかがでしょうか?難しく考えなくても、単語を矢印でつないだり、単語を並べるだけでもちがいますよ。
すぐにわかるようにはなりません。親も子もなれる時間が必要です。親が「書き方よくわからんなー」と思っている間は子供も理解が追いついていない状態だと自分に言い聞かせて、心が折れない程度にやってみられてはいかがでしょうか?
少しずつ、何を端折って何を押さえておいたらいいかが見えてくると思います。