日記を書くことって難しいですよね。ただ、小学生になりひらがなを覚えるとどうしても日記や作文の宿題がでます。学校で書きかたを教えてもらいますが、なかなかうまくいかないことが多いのです。「いつ」「どこで」「誰と誰が」「何をした」「気持ち」この順序で書くよう教えてもらいます。が・・・。うまくいかないんですよね。
今回「ひとこと日記帳」というものが発売されました。4月から学校でも使ってもらえないか相談しています。これに慣れると、少しは意思疎通がうまくいくようになるかな・・・。
目次
「ひとこと日記帳」」
多分、あれこれと説明するよりも写真を見ていただいた方が早いと思います。
まずは、大きさ。A4サイズです。ノートとあるので、通常使っているノートと同じ大きさを想像しますが、それよりもひと回り大きいです。でも、ランドセルには入るサイズです。ランドセルによって違うかもしれませんが、A4フラットファイルがはいるランドセルなら問題ありません。
どんな形式になっているのか?
どんなことがあったのか選ぶ
最初に書きたい気持ちを決めます。
気持ちがいくつか書いてあります。「うれしかった」「悲しかった」等々、そこに自分で書くフリースペースもあります。どんな気持ちのことに関して書くのか最初に選びます(自分で決める)
いつのことか書く
よく作文で指定される「いつ」の部分ですね。
どこであったことか書く
「どこで」ってやつです
だれといっしょだったか書く
「誰と誰が」ってやつです
何があったかを書く
「何をした」のところです
1〜5を繋げる
上記で書いたものをつなげてみます。考えながら書くと、混乱しますがすでに書いているので単純につなげてみます。
まとめる
つなげた文の体裁を整えるという感じかと思います。ここが、日記帳や作文ノートにかけるといいんですよね。
これが5週間分ついています。
6、7のつなげてみましょう、まとめてみましょうが難しいかもしれません。これらができると、「何か」が起きた時、人に伝わる話し方ができるのではないかと期待しています。
学校では、作文の書き方として「いつ」「どこで」・・・・を教えてもらいます。それを見ながらノートに作文を書いていきます。
ただ、そのままノートに書いていくとエピソードを考えないといけないし、文章を整えなくてはいけないし、綺麗な字を書かないといけないし・・・と一気に色々なことを考えながらしないといけません。これが難しい。
で、メモを取りながら作文を書けばいいのですがそんな高度なことができるならばそもそも作文につまづいていないでしょう。
このノートは、メモをとりやすくしてくれているのではないかなと思います。何をメモしたらいいのかあらかじめ項目がたってますし、そこに書き込めるので、後から見てもよくわかります。
最後のページにはチェック表が
一番最後のページにシールをはっていくことができます。
一週間ごとに区切ってあるので、一週間ごとに目標を書いたり、やってみた感想を書いたり色々と活用することができます。
目で見える目標があるのはモチベーションをあげることができます。
こちらは、アマゾンで購入することができます。ただ、5冊セットなんですよ・・・。1冊だけお試しということができないのが玉に瑕ですが、試してみる価値はあるのではないかと思っています。
発達障害であってもそうでなくても、日記や作文が苦手な人は多いと思います。その時の最大のできない理由は「何を書いたらいいのかわからない」だと思います。その次に「どうやって書いたらいいのかわからない」かと・・・。
子供を見ていて思うのですが、しゃべりたいことや言いたいことはたくさんありそうです。いつも、うるさく色々話しているので・・・。でも、いざ鉛筆を持って日記帳に向かうとピタッと書けなくなります。 そんなときに、言葉を出してくるきっかけになってくれるのではないかと思います。
どんな風に使っていけるかわかりませんが、新しい学年になったら先生とも話をしながら使っていきたいなと思っています。