水分補給は年中無休の心配事!冬も安心してはいけません!
汗をかく夏場だけの問題ではない水分補給。とろみがついていない水分をとるのが苦手な子供に水分をとらせるのは大変ですよね。
今回は、そんな嚥下困難な方が飲みやすい水分ゼリー【アイソトニックゼリー】を紹介します。
ストローを吸い上げるのは無理だけど、ストローからとろとろ水分が出てくるのを直接口にいれることは大丈夫なら、 こんな水分補給ゼリーがあります。
柔らかい容器にはいっているので、介助者が押すと、水分ゼリーが出てくるのでそれが直接口に入れることができます。もちろん、スプーンですくって飲んでも飲みやすいです。
100mlと150mlがあります。
子供なら100mlくらいで様子をみていかれたらいいと思います。 また、単品での取り扱いや、50本入りもあります。 食事と一緒に飲んでも大丈夫な、スポーツドリンクのような飲み物です。 甘ったるい事もないので、後口が悪くなる事もありません。
我が家では、食事の時はもちろん、薬を飲むのにも重宝しています。粉薬と混ぜて飲むとツルッと飲めるので飲みやすいのです。
他にも、風邪をひいて鼻がつまると、ただでさえ飲みにくいお茶が飲めなくなります。でも、この水分ゼリーは飲みやすい形状になっているようで、鼻がつまりながらも一生懸命に飲んでいます。おいしいんでしょうね。
こちらは、アイソFOゼリー。1本80キロカロリー入っています。
1単位(80kcal)あり、食物繊維やオリゴ糖もはいっている商品です。
こちらは食欲がない時など補助として飲む事が出来ます。
こちらは50本入となります。
こういった食品は、「嚥下にハンデがあるかたに」開発されていると思いますが、 夏バテしていたり、疲れたり、体調が悪い時の水分補給に、健常児にとっても飲みやすいものです。
これらのゼリーをとろとろ離乳食スプーンにいれてもいいですね。
嚥下困難児・者にとって、水分補給は大きな課題です。 時間がかかるので、一日中飲食のことで頭がいっぱいになります。 水分補給は少しでも短時間で必要量がとれると、本人、介助者どちらにとっても 大きなメリットがあります。
病院にかかっておられるかたは、医師や栄養士さんに一言話をして飲まれたらいいと思います。 病院や施設でもとりいれられているところもありますので、ご存知かもしれません。 そして、他にも病院や施設で使われている商品があったら紹介していただけるかもしれません。 病院の管理栄養士さん、栄養士さんもたくさんの情報をお持ちですよ!! 栄養相談を受ける事があって、「この人話しやすい」と思ったら 是非、名前を覚えておきましょう。 入院などでサポートを受ける際に、「○○さんに栄養指導を受けました。」というと、 優先的に、その方を担当にしてくださるかもしれません。
私は、このアイソトニックゼリーを子供が入院した病院の栄養士さんに聞きました。とても気よく教えてくださり、退院する時にはレトルトの食品などいろいろなものをプリントアウトしていただくことができました。
まとめ
居心地いい環境を、方法次第で引き寄せる事も可能です。 ほんのちょっとの知恵を駆使していきましょう!!