乳幼児健診のあたりで「やらせていないんですか?」と言われたことないですか?
「育児書通りにはいかない」
「インターネットに書いてあることがすべてではない」
「こどもと向き合いましょう」
ということが言われていますが、健診に行くと「できるかできないか」「やっているかやっていないか」で親は肩身の狭い思いをすることがあります。
母子手帳にのっていることくらいはできないと・・・
こんな風に思うようになりますよね。もう、健診ごとに注意をされたくない!母親ちゃんとやってない風にいわれるのが辛い・・・。
これ、一手間で逃れる方法があります。
健診の前に、できる・できないをチェックしていく!
もちろん、みなさんされているかと思いますが聞かれる前にやっておくだけで相手の対応も違ってきます。
できないからといって自分を卑下する必要はない!
よく考えてみてください。自分自身は世間の平均的なことできてますか?
「これは私にはできない」と避けていることってありませんか?すべての人が試練に果敢に立ち向かっている人ばかりではありませんよね。
最初からできないと何もしないのはもったいないことですが、スパルタ教育のようにガンガンにやる必要はありません。のんびりとゆっくりやっていったらいいですよ。
うちの子は習い事にいっていない・・・
最近は年少さんあたりから習い事に行く子もいてすごいですよね。年中あたりになると「平日は忙しい」とか言い出す4歳児がいますから。そして、園の中で習い事の話をしているのを聞くと焦りますよね。
子供はいきたいと思っていますか?
女の子なんかはあれもこれもいきたい!といっているのを聞くときがありますが、みんながそうではありません。園や学校で疲れて帰ってきたのに休む間も無く習い事に行くのはしんどい・・・という子供もいます。
習い事はハードルが高いけど、いろいろ経験させたいときは・・・
毎週通うのは送り迎えをする親も結構大変です。でも、いろんな体験はさせてあげたいですよね。そんな時は、地域で週末などのイベントをさがすのはいかがでしょうか?公民館や図書館、児童館などでは、季節ごとにいろいろと格安でイベントをしています。
園や学校からチラシを持って帰っていませんか?
そういったものに参加してみることをお勧めしています。
・料理教室
・サッカー教室
・お茶教室
・ハロウィンパーティー(英語)
・工作教室(夏休みの宿題)
・年賀状を書こう!(冬休みの宿題)
こんな感じの教室などがあると思います。数百円で参加できることも多いのでこういったことから始められたらいかがでしょうか?
習い事にいっていると安心感を感じることもあります。ただ、安心を買うにはチョット高くないですか?
マラソン・かけっこが遅い
運動会やマラソン大会って華やかな行事ですよね。
ここでヒーローが決まってしまうくらい・・・。地域によっては祖父母もでてきて大声援がおくられるようです。なので、「自分の子供も!」となってしまいますよね。
そもそも争いごとが苦手な子もいるのです
マラソン大会やかけっこって、かなりシビアに競い合いますよね。その空気感がたまらなく嫌な子もいます。いち早く、競争の舞台からおりるこもいます。
また、「競う」の意味がいまいちわからない子もいます。
みんなが優勝目指してがんばってる?そんなことはありません。
「完走できたらすばらしい!」じゃ、だめでしょうか?
知らず知らずのうちに子供を追い詰めます
もちろん、子供を応援するのはあたりまえです。ただ、その応援で子供が萎縮してしまうこともあります。
こどもの評価は親の評価ではありません。子供ができなかったからといって、親がさぼっていたわけでもなく、子供ができたからといって親の評価があがるわけではありません。
こどもの実績はこどものものです!
私も、ついつい「早くできたらいいのに」と思うことがあります。この「早く」がたいてい、「平均より早くできたらいいのに」と思っています。
こう思い始めたら「本来、いつにできていたらOKだったかな?」と考え直します。今じゃなくても大丈夫なものは、もう少し見守っておきましょう。手伝った方がよさそうなことは一緒にやってみましょう。
自分に置き換えて考えてみること!これ、大事です。
まぁ、自分への戒めでもあります。