我が子は来年度、小学校からの宿泊訓練があります。内容は様々かと思いますが、色々な小学校で行われているのではないでしょうか?
そこで、心配なのが「おしっこ」のこと。実は、まだまだ心配なのです。
現在の状況
今まで、泌尿器科の受診経験はありません。小学生になってもおねしょがある場合は、夜尿症の疑いもあるので受診をすすめられる場合があります。ただ、子供を見ている限り「気持ちの問題」が大きいと感じていたので未受診でした。
(他にも未受診の理由は、どこに受診にいったらいいかわからない、子供のプライドに関することなので連れて行くのをためらったというのもあります)
おねしょの頻度はバラバラです。特徴5つ。
- 長期休暇中はほとんどない
- 週末はほとんどない
- 平日に多い
- 学校でイベントがある前日に多い
- 寒くなると多い
行事もなくたんたんと授業を消化している時はいいのですが、地味な行事が増えると崩れます。例えば、運動会は大丈夫ですが、学活でクラスで遊ぶや歓送迎会的なことをしたり、インフルエンザで学級閉鎖のクラスがでてきたりすると大きく崩れます。
どこに受診したらいい!?私が受診先をみつけた方法
まずは、年に2度ほど受診している発達外来の医師に受診前に連絡しておきました。(受診数日前に状況と相談を書いた文章を受付に渡しておきました)子供の頭の上で話をするとプライドに関わるのでやめています。
すると、医師は子供に「来年は宿泊訓練だねー、心配なことはある?」というような感じで話をふってくれます。事前に子供とも話していたので、子供は自分からもじもじしながらもポツポツそれらしい単語を呟きました。
(事前におねしょの心配があると知っていないと汲み取れないレベルの呟きですが)
そこから医師は「それじゃあ、一度膀胱がちゃんと働いているかチェックしてもらおうか?」と提案があったのです。まあ、おねしょの原因を探していこう!という前向きな提案でした。そんな提案だったので、子供も「診てもらう」と承諾。
そこから、紹介状を書いてもらうことになりました。運良く、そう遠くない病院で診察してもらえることになりました。ただ、冬休み中に受診したかったのですがいっぱいで小学校を早退して受診することに・・・。それでも「受診したい」という子供の医師が硬く、受診することができました。
泌尿器科受診ではどういう検査があったか紹介
私は個人的に泌尿器科を受診したことがないので、子供のこととはいえとても不安でいっぱいでした。おそらく子供もそうだったと思います。(この日の朝もおねしょしてましたし・・・)
事前準備
予約段階で伝えられていたのですが、診察前にトイレをすましておかないでくださいとのことでした。(おしっこが溜まった膀胱を診るため)
これを聞いた時「えーーーー!?トイレの我慢なんて大変すぎる・・・どのタイミングでトイレにいってたらいいの!?」と母プチパニック。
これは、早退で迎えに行った時に学校でトイレに行っていたのでここから受診までトイレに行かないということでしのぎました。
いざ、受診
①聞き取り
現在のおねしょや昼間のトイレの失敗の状況と、今までのトイレトレーニングの状況などです。
受診前数ヶ月のおねしょや昼間のトイレの失敗のチェック表があれば、さらに実のある診察になると思います。(次回受診時にチェックしたものを持ってきてくださいと言われています)
②エコー
妊婦の時にお腹を診てもらいましたよね。ゼリーを塗ってローラーのようなものでコロコロと・・・。これがかなり難易度が高い。発達凸凹さんなら想像できるかと思いますが・・・。感覚過敏なので、ゼリーが置かれただけで大騒ぎ(冷たいし)、ローラーが動くたびに「こしょばいーーー」と笑いがとまらなくなり・・・。笑うとお腹が動くので検査しにくいらしいんですね・・・。
でも、子供に慣れている医師だったので「貧乏だからあったかいゼリーが買えないんだよー」といいながら、めちゃくちゃいい雰囲気で診察してくださいました。
その後、触診もあったのでとっても恥ずかしがっていました。でも、先生から「いい○○○がついてるよ〜。問題なし!」と言われ、満足気でした。
③医師よりお話
エコーと触診の結果と、これからのことの説明。
膀胱の機能と尿道が問題ありませんでした。おそらく、行動面で・・・とのことかなというお話でした。次回は春休みに受診。それまで、おねしょのチェックをしておいてくださいとのことでした。
薬で対処する方法もあるようです
薬を飲んで尿量を調整?するようなこともできるようです。目が醒めるまで膀胱が満タンにならないので漏れてしまうことがないそうです。宿泊訓練中のおねしょを回避するための緊急処置的な感じで・・・。
宿泊訓練に向けておねしょの対策を考える
小学校はそれなりに対処してくださるそうです。私があちこちで聞いた実際に行われたことは下記3つです。
①夜中に起こしてトイレにつれていく
事前に先生と打ち合わせをして起こしてもらう時間を伝えます。人によって深夜だったり早朝だったりするようですが、先生が起こして連れて行ってくださるようです。普通学級の中でもそれなりの人数おられるそうですよ。
②別室で寝る
もう、みんなとは違う部屋で寝るそうです。施設の規模や人数によって違う部屋のメンバーは違うと思いますが、私が聞いた時は先生と一緒だったと聞きました。(何人かまでは聞いていません)
③寝るときだけオムツを装着
寝る前にトイレに行くタイミングで先生の部屋に行くそうです。そこでオムツに履き替え、何食わぬ顔でみんなと一緒の部屋で寝る。そして、起きた時にトイレに行くタイミングで先生の部屋に行き、パンツに履き替えるそうです。
おわりに
トイレの問題って、思春期を目前に控えた子供達にとってはデリケートな問題ですよね。どうしても、親から声をかけるのもとまどってしまうもの。
でも、心配がある場合は早めに相談や受診をしておいた方がいいと思います。学校を休まなくてもいい春休みに受診できるように準備ができれば行きやすいかと・・・。
また、小児OKの泌尿器科の医師も限られていると思います。中々受診の予約もとれないと思うので早めに動くに越したことはありません。また、薬を飲むことになった場合、ぶっつけ本番で行くわけにも行きません。
ちょっと心配だな〜って時は、かかりつけ医に相談しそこから紹介してもらう方法もあるので、早めに考えられてはいかがでしょうか?