「ひもぐつの紐が結べない」「中学生になって部活のシューズはひもぐつなのにどうしよう」という悩みありますよね。
結び方をがんばって練習するのも必要ですが「今すぐこの靴がはきたい!」場合は、グッズに頼るのがいいと思います。
生活すべてが訓練になるとしんどいから、頼れるものがあったら頼ろう。
もちろん、本人の「使いたい」意思があるかは重要!
馴染みがないグッズであったズービッツをどのように取り入れたか紹介します。
ズービッツを導入するまでの準備
初めてみたものをすぐに取り入れる。そんなフットワーク軽い子供ではありません。また、小学校高学年になり、おかんからの提案を「とりあえず拒否」するお年頃になります。いわゆる、思春期。
そんな状態なので「親が使っているところをチラチラ見せる」作戦をすすめました。
どれくらいチラチラ見せたかというと、約2年。
長い。でも、時間をかける、忍耐強く機会を待つ、口出しせずに待つ、って本当に大切。
この世にこんなグッズがあるんだ
↓
へー、そんな風に使うんだ
↓
僕は、ひもぐつじゃないしなー
↓
スパイク履きたい!え、ひもぐつ!?結べない!
↓
お母さんが使っていたカチッてとめるやつ欲しい
多分、こんな過程を約2年かけて過ごしてきました。いきなり、ズービッツを渡しても使ったかもしれない。でも、拒絶したかもしれない。だからといって、蝶々結びができるようになるとも思えない。
中学生になって、多分ひもぐつが必要になるだろうから、早めに準備を始めてよかったことの1つかな。
Zubits Japan Install Video (JAPANESE)
子供の靴にズービッツを装着したきっかけ
準備をしていても、きっかけがないと導入は難しいもの。簡単といっても、慣れる必要はあるので、どう切り出すか悩んで悩んで・・・。
そんな時にふってわいた「陸上大会」で、大会3日前に「スパイクを借りることになった」って。
えっ!君、ひもぐつ履ける!?
先生にひもぐつを履けない事実を告げると「スパイクチェックをしてからスパイクを履くんだけど、スパイクチェックを受ける前から選手以外その場所に入れない」ルールがあるとのことで。
そこで子供の目の前に突きつけられた選択肢は
- スパイクを履かずに自分の靴で走る
- くつひもを結ぶ猛練習をする
- ズービッツを装着する
だったんですね。子供は3を選択。驚くほどあっけなくズービッツを導入できました。
ズービッツでひもぐつのストレスを減らす
もちろん紐を結ぶ練習も大切です。でも、日常生活すべてが訓練になると大きなストレスを抱える日々となります。発達特性をもつ子供にとって、学校生活を送ることはそれだけで既に大きなストレスを抱えています。
「学校生活を少しでも楽しいものにする」ためには、ストレスの軽減は必須です。くつひもの事を考えて体育が嫌になったり、ひもぐつが必要な部活に入れなかったりするともったいないですよね。
ちょっとしたアイテムでストレスが軽減できるなら導入はありではないでしょうか?もちろん、みんなと違うものを使う事を本人が嫌がったら別ですよ。そこは本人が決める事。ここは、押し付けにならないように注意が必要ですね!
まとめ
ズービッツがとても便利だったので紹介しました。これ、子供だけじゃなくて私にとっても便利なものだったんです。
日々の生活で運動靴って歩きやすいですよね。でも、ちょっとの買い物、ちょっとの外出にいちいちひもを結び直す必要がある運動靴をはくのはめんどくさい。
ズービッツを使うと、運動靴が気軽にはけるんです。ユニバーサルデザインは全ての人にとって使いやすい、と言われたりしますが、まさにそう!
靴と同じくらいのお値段でものすごーく悩みましたが、毎日のちょっとしたストレスが軽減できるって本当に快適ですよ。