寒くなりましたね。今回は医療福祉施設の紹介をしたいと思います。
夏休みに家族で医療福祉施設の夏祭りに参加しました。冬のイベントは少ないので(感染症対策などの影響で・・・)夏祭りのことを紹介します。
医療福祉施設に行かれたことはありますか?
たくさんある施設ではないので地域にない場合もあります。
医療福祉施設ってどんなところ?
施設によって違うと思いますが、多くの場合、重度の知的障害と重度の肢体不自由を重複している方が利用できます。今回行った医療福祉施設は、入所・短期入所・外来診療・訪問学級などがありました。病院の機能があるので、入院できる病院に必要な職員がおられます。その他に、児童指導員・保育士・心理指導担当職員・理学療法士・作業療法士・・・などがおられます。
今回夏祭りに行った医療福祉施設の場合
基本的には、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A判定のかたが利用できます。こちらの施設は色々な事業を展開されているので、近くに住んでいたら一生お世話になって生活できるんだろうな、と思いました。でも、子供も親も施設におんぶに抱っこで一般社会と一生隔離の生活になってしまうんだろうかとも思いました。
時々訪れていたので入所の方たちを時々見かけることはありましたが、夏祭りのように一同に揃われているのは初めて見ました。
施設のかたが集まった時に私が印象的だったこと
施設のかたが一気に集まるってすごいんです。何がすごいのか・・・。私が印象的だったのは、いろんな福祉器具が一気にみれるんです。しかも、使用例付きで!!普段はデモ機を借りるだけで数ヶ月待ち、それも1種類だけ、という状況なのにここでは本物がみれます。福祉機器の展示場もありますが、大抵都市部で行われています。田舎にすんでいると子供を連れてそこまでいけません。しかも駐車場が少ない場合も多いですし・・・。
じろじろ見るのが失礼かも!?確かに見られて気持ちのいい方ばかりではないでしょう。でも、同じような環境のかたがそろうと介護者・介助者で話がはずむこともあるのです。
- 「これ、どこのメーカーですか?」
- 「これだと、サイズはどれですか?」
- 「学校では何を使ってますか?」
- 「どれくらいでサイズアップしました?」
- 「あ、これ仕様変更して今こうなってますよ」等々・・・。
こんな話ができる人がいないので貴重な機会でした。
老人介護施設と障害者施設のちがい
以前に自宅で要介護5の寝たきりの祖父がいましたので(10年間母が介護しました)、寝たきりの人は珍しくもありませんし酸素やモニターも見慣れています。でも、老人介護施設と障害者施設は全く別物だと思いました。
老人介護はいつかは大半の人がたどる道であり、予想はつきます。また、当たり前ですがお年寄りばかりで、職員の方よりも高齢なかたばかりです。
でも、障害者には生まれた時からの人もいれば、突然なることもあります。
なので、障害者施設は年齢幅がとても広いです。
そして、「保護者会」というものも存在します。
老人施設では「保護者会」なんてまずありませんよね。多分・・・。なんだか、色々考えさせられますね。PTAのようなものが一生続くのかと思うと・・・。
目次
まとめ
福祉施設などに縁がない方って多いと思います。
でも、少しアンテナをはってみると以外とあるんですよ。
特別支援学校だったり福祉施設だったり、老人介護施設などは納涼祭りや秋祭りなど、施設をあげてのイベントをされるときには近隣の方も一緒にされたり、招待?されたりしています。ボランティアも募集されています。
もちろん、悲しい事件もあって社会的弱者にたいしてのあれこれはあると思います。
これに関してのはっきりした主張は私は持ち合わせていません。
今回の施設の職員の方々はみなさんとっても笑顔で元気でとても楽しかったです。