今更ですが、あけましておめでとうございます。
どれくらいの方が読んでくださっているのかわかりませんが、今年もよろしくお願いします。
さて、お正月はどのように過ごされたでしょうか?親は結構疲れますよね・・・。あ、旦那さんはがっつり寝正月されたので、こっちはイライラモード全開ですよね。だからといって、こたつから出てこないし、パジャマから着替えない・・・。
パパさん以外にも、発達障害児のお正月は結構大変なんです。
お年玉をもらうのが嫌い!不機嫌になりポイっとしてしまうことも。
ここ数年。お年玉を直接渡されるようになってとても嫌な気分になるようです。ポチ袋をもって近づいてきた祖父母を威嚇したり・・・。
義両親の場合は本当に冷や汗ダラダラです・・・。
今年は、こどもも成長したのか「ポイっ」としないで、私に渡してくれましたが、「ありがとう」は言えませんでした。とりあえず言って欲しかった・・・。
旦那さん実家と、私の実家に行き、特に祖父母以外からもらうこともないので、冷や汗かくのは数回でよかったので、一連の恒例行事が終わるとドッと疲れがでる思いです。
お年玉が嫌いな理由を想像する
お年玉が嫌いな理由を考えてみると、2つ思い当たることがあるのです。
まず、1つ目。
「お年玉」「お祝い」「ケーキ代」「誕生日」・・・。
これらの名目でいただくことのあるポチ袋ですが、
中身はみんな「お金」です。でも、なぜか呼び方が違う。
これが疑問なのではないかと思います。
2つ目。
子供は「お金」をもらっても嬉しくないのです。
「お金」だけもらっても、まだ自分で買い物にも行けません。その上、「親に渡すんだよ」と言われるのです。「じゃー、親に渡せよー」と思っても仕方ありません。
そして、嬉しくないものをももらった上にお礼を強要されます。
こんな状態だと、欲しくないですよね。
親としては恒例行事なので、もらったら条件反射で「ありがとう」と言えばいいとおもうのですが、なかなか納得できないようです。
でも、今年はなんとか受け取って適当にうなずいて(ちょっとはにかみながら)、親に渡してくれたのでとても嬉しかったです。
発達障害児がもらってうれしかったお年玉
私の母親がくれたお年玉は、子供はとても喜びました。
満面の笑みで「おばあちゃん、ありがとう」と体全体で喜びを表していました。
その、お年玉は、
ポチ袋に500円玉1枚と100円玉5枚
ポチ袋を動かすと、お金の音がします。
また、自分の財布に入れても大丈夫とされる金額。
おばあちゃんが、子供のために別で準備してくれました。
お年玉でわかったこと
「もらって嬉しい時は、全力でありがとうが言える」
つまり、「ありがとう」を言うべきシーンでその言葉が出ない時は、ありがたくないときなんです。
たとえ、渡している人が「さあ、ありがとうといって」というオーラ(威圧)があっても、自分に正直なんです。
でも、自分に正直なだけじゃこの世はうまく渡っていくことはできません。
今は、「ものをもらったら、ありがとう」と言う。をちょこちょこと教えています。親が言ってもなかなか難しいので、本を見せて「こうやって書いてあるやろ」とたまに見せます。
私はこの本を、なんども見ました。
小学校に入る直前と1年生の間は一緒に読んでいました。がっつり読むと嫌がるかなと思ったので時々思いついたように2、3個読んでいました。
この中に、
「何かをもらったら、3秒以内にお礼を言おう」
というのがあるのです。単に「お礼を言おう」だけだと、いつ言うかわかりませんが、3秒以内と書いてあると、おそらくもらった人がいる間です。
うまくかいてあるなぁと思いました。
これに関連して、
「もらったプレゼントに文句をいわない」
もあります。
こういったことをきちんと説明するのは私には荷が重いのです。
なので、本に書いてあると助かるのです。やっぱり、うまく書いてあります。
こどもに「あたりまえのこと」を説明するのに苦戦している方は一度読んでみられてはどうでしょうか?
子供のための本ですが、実は大人ができていないことが多く書いてあるので自分の行動を振り返るのにもいいですよ。