「今は、何する時間?」よく、子供に聞きませんか?
ご飯を食べている時にスプーンを落として、拾う為にいすから降りたら、さっきまで遊んでいた おもちゃが見えて、スプーンを置いて遊んでしまう。
着替えをしていて・・・ 外出する準備をしていて・・・
何かをしている時に、ふと違う事に気を取られ本来やっていた事を忘れる。
日常茶飯事で起こる事ではないでしょうか?
子供がやりたくてやっていることではないと、どうしてもそうなりがちです。 せめて、「何をしていたか?」を思い出せたら、親のイライラも多少減りますよね。
絵カードタイマーの特徴
タイムタイマーと絵カードを一緒に表示できる
通常は上記商品のように、タイマーだけです。学校や療育施設で見かけられたことがあるのではないでしょうか?
絵カードタイマーは絵や写真とタイマーと同時に表示できるのです。
絵や写真で、自分が何をしている時間なのかがわかると一瞬忘れても思い出せますよね。
タイムタイマーの表示の色を変えられる
上記写真のように、時間表示の色が変えられます。結構、赤い表記を嫌がる子供もいるんですよ。警告されているように思えるのかな?子供の好きな色に変えて使用するとタイマーをみてくれるかもしれませんよ。
終了音を変えられる
終了音も電子音だけでなく「録音した音声」「合成音声」も選べます。親の声で録音したり、兄弟姉妹の声で録音したり、本人の声で録音したりできます。電子音が嫌いな子にはありがたい機能です。我が家では、兄の声で録音しています。
絵カードタイマーのオススメの使い方
子供がやりたい事までのカウントダウン
私のオススメはカップラーメンに湯を入れてから3分待つ時に使う事です。カップラーメンって美味しいですよね〜。子供も大好きですよね〜。
口頭で「3分待って」「○分になったら食べていいよ」と言っても、大抵忘れます。覚えていません。目の前にあるカップラーメンをみて「まだ?」「いつ?」と3分間の無限ループが始まります。
カップラーメンに湯を注ぎ、その横に絵カードタイムタイマーをセットします。その時の絵カードはカップラーメンの写真でもいいですし、いただきますの絵カードでもいいです。子供が「カップラーメンを食べられる」ということがわかるものにするのがコツです(大人がわかるものではありません)
慣れるまではやめておいた方がいい使い方
ものすごく簡単にいうと、今、親が使いたいと思っている使い方です。
- 宿題を開始するまでの時間
- 歯磨きを開始するまでの時間
- 布団に入るまでの時間
- ゲームが終了するまでの時間
こんな感じでしょうか?ゆくゆくは上記の使い方をしていったらいいと思います。でも、最初はダメです。
タイムタイマーは嫌なもの
こんな風に子供が思ってしまうと、2度とタイムタイマーを見なくなるからです。タイムタイマーは目で見て残りの時間が感覚でわかるのでとてもいいものです。でも、それをまだ子供は知りません。
新しいことを教える時には「好きなこと」「得意なこと」「楽しみにしていること」で使っていくと身につきやすいです。
タイムタイマーで出発時間をセットした時に親がしがちな行動
タイムタイマーに慣れてきて、子供も使い方がわかってくると学校へいく時間を見て、自分で準備をして欲しくなりますよね。
そんな時「タイマー見て!もういく時間だよ、何やってるの!早く準備しないと!もうできた?」等々・・・。とにかく、いろいろ喋ってしまいませんか?
だって、タイマーの時間がもう終わりなのに全然準備してないし、タイマー見てないみたいだし・・・
ここをぐっと我慢して、肩をトントン優しくたたき、絵カードタイマーの方を指さします。もちろん、1回や2回、10回・・・ではうまくいかないとは思いますが、怒鳴り合いの回数は減ると思いますよ。 何しろ、親の小言を我慢してタイマーを指差すだけでも怒鳴る回数が減りますからね・・・。
嫌で、生産性がない会話は減らすにこしたことがありません。 「視覚化」「見える化」して、不毛な会話を減らしましょう。
グジグジ、ガミガミ言っていると、返ってくる言葉は 「うっさい!!」のみです。 アナログ時計型のタイマーがあまり理解できていないようであれば、もっと単純なものもあります。
こちらは、大まかに時間が減ってくるのがわかります。 ぴったりの時間でない方が好きな方には、こちらの方をおすすめします。 無料ですし、試されてはいかがですか?